13DELTA 1010 User's Guide : Chapter 2
2
一部のオーディオアプリケーションでは、
8
・
16
・
20
・
24Bit
レコーディングに対応していない場合がございま
す。詳しくは、オーディオアプリケーションの取り扱い
説明書を参照して下さい。
ワードクロック
デジタルオーディオでの時間の測定には、サンプリング
レートと同じ周波数のある種のシグナル(ワードクロッ
ク)が使用されます。
DELTA 1010
のようなデジタルシス
テムは、常に一つのクロック(マスター)に同期してい
ます。
DELTA 1010
とデジタル機器を接続した場合、1台
がクロックのマスターになり、残りの機器は全てスレー
ブになります。したがって、デジタル機器を接続する場
合には、スレーブは無数に存在しマスターは一つしか存
在できないことを意味します。
デジタルで接続されている機器全てが常に一つのクロッ
ク(マスター)に同期していなければオーディオにグリッ
チが発生します。
DELTA 1010
では、ワードクロックのマ
スターまたはスレーブになることができます。
DELTA 1010
をクロックマスターで使用する場合には、
DELTA 1010
の内蔵クリスタルオシレーター(インターナ
ル)で動作し、
DELTA 1010
に付属のコントロールパネル・
ソフトウェアで選択(インターナル)することが可能で
す。この場合には、
DELTA 1010
の内蔵クリスタルオシレー
ターでワードクロックを生成し、
DELTA 1010
と接続した
デジタル機器へワードクロックを提供します。従って、
DELTA 1010
と接続したデジタル機器全てがスレーブにな
ります。
DELTA 1010
をスレーブで使用する場合には、
DELTA 1010
のデジタル入力(
S/PDIF
・
BNC
)へ接続したデジタル機
器の内蔵クリスタルオシレーターからワードクロックを
提供してもらうようにコントロールパネル・ソフトウェ
アで選択(
S/PDIF
・
WordClock
)します。
以上のように、マスタークロックには、
DELTA 1010
の内
蔵クリスタルオシレーター(インターナル)またはデジ
タル入力(
S/PDIF
・
WordClock
)を
DELTA 1010
に付属の
コントロールパネル・ソフトウェアで選択します。初期
設定では、マスタークロックは内蔵クリスタルオシレー
ターを使用します。アナログ入出力しか使用しない場合
には、初期設定のままで問題ありません。
しかし、
DELTA 1010
のデジタル入力(
S/PDIF
)ポート
に接続されているデジタル機器からデジタルレコーディ
ングす る 場合や、
DELTA 1010
のワー ド クロッ ク 入力
(
WordClock
)のサンプリングレートにシンクする必要が
ある場合には、デジタル入力(
S/PDIF
・
WordClock
)を
DELTA 1010
に付属のコントロールパネル・ソフトウェア
で選択する必要があります。
マスタークロックを内蔵クリスタルオシレーターで使用
する場合には、オーディオアプリケーションにて
DELTA
1010
がサポートしているサンプリングレートの
1
つを選
択します。
DELTA 1010
は、オーディオアプリケーション
で選択されているサンプリングレートを内蔵クリスタル
オシレーターで生成し動作します。
DELTA 1010
のデジタル入力(
S/PDIF
)ポートに接続され
ているデジタル機器からデジタルレコーディングする場
合や、
DELTA 1010
のワードクロック入力(
WordClock
)
で使用する場合には、オーディオアプリケーションにて
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